Ship&coは先日シンガポールで初めてのShopifyミートアップを、シンガポールのShopifyパートナーであるJumpstartと共に開催しました。 今回のミートアップに残念ながら参加できなかった方は、以下の開催レポートを是非ご覧ください。

今回のミートアップは、先日トロントで開催されたShopify Unite 2019のアップデート情報と、Shopifyパートナー・Shopifyセラーによる越境ECに関するプレゼンテーションの2つの主要なトピックで構成されました。

Shopify Unite 2019のアップデート情報はJumpstartが発表し、その後、Ship&co / Bento&co、Far Eastern Travel Safety、およびThe Panic Roomの代表者が各20分間、企業の紹介やECにまつわるTipsなどを紹介しました。

Jumpstart

Jumpstart の代表者Xavierは、Shopify Unite 2019から6つの主なアップデート情報を発表しました。

1. Shopifyは、商品ページへのビデオ掲載や3D写真掲載などの新たな機能をリリース予定。

2. Shopify Paymentsは、複数通貨(GBP、AUD、CAD、EUR、HKD、JPY、NZD、SGD、USD)に対応。

3. ShopifyのPOS(Point of Sales)システムは、ロイヤリティやプロモーション内容をチェックアウト時に直接(外部アプリにリダイレクトせずに)同期できる新たな機能をリリース予定。

4. 受注情報の「編集」ボタンの追加 (注文確定後、アドミンページで編集可能)。

5. 出荷を複数に分割表示する機能の追加。

6. Shopifyは既存の対応言語(英語、フランス語、ドイツ語、日本語、イタリア語、ブラジルポルトガル語、スペイン語)に加えて、新たに11の言語(オランダ語、簡体字中国語、繁体字中国語、マレー語、ヒンディー語、スウェーデン語、デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語、韓国語、タイ語)の利用が可能になる。

Jumpstartは、東南アジアで最も評価の高いShopifyパートナーであり、シンガポールNo.1のShopify Plusパートナーです。サイトデザインや開発、マーケティングなど、Eコマースビジネスをサポートしています。

Ship&co / Bento&co

次に、Ship&co および Bento&co 代表のベルトラン トマは、10年以上に渡るEコマースビジネス経験から学んだ事、世界100ヶ国へのお弁当箱の販売、Ship&co開発のきっかけなどを話しました。

お弁当箱を海外へ販売するBento&co事業では、倉庫管理、梱包、出荷作業全てを社内で行っていました。毎日数時間かけて出荷作業を終えるスタッフを見て、ベルトランはどうにかして出荷プロセスを自動化できないかと考えました。

国内外の色々な出荷ソリューションを試してみましたが、自社の出荷フローに合うものが見つからず、社内でシステム開発しようと思った事がShip&co事業の始まりです。

また、ベルトランはプレゼン内で、Eコマースセラーへ勧める「ビジネスの海外販路拡大に必要な5つのポイント」も紹介しました。

1. 複数言語 & 複数通貨オプションを提供する事
2. 複数の配送サービスを提供する事
3. 複数の運送会社と契約する事(一つだけの運送会社ではなく、複数の選択肢を与える)
4. 複数の決済オプションを提供する事
5. ShopifyのAppなど、販路拡大に役立つツールをうまく利用する事

Far Eastern Travel Safety

次に、Far Eastern Travel SafetyのManaging DirectorであるEliseは、グローバル市場への参入方法について話しました。

Far Eastern Travel Safetyは、Taxi Babyというブランドサイトを立ち上げ、旅行中の子供の安全に関連する様々なブランドの商品を取り扱っています。 同社はシンガポールでビジネスをスタートし、現在はマレーシア、タイ、オーストラリア、香港などにも販売経路を拡大しています。

プレゼンの中で、EliseはEコマースビジネスが成長するため3つの方法について紹介しました。

1. これまでになかったチャネルを開拓するなどして、既存マーケットでの参入を拡大させる。例えばTaxi Babyは、オンラインB2Cのチャネルに加え、B2Bビジネスを開始させました。

2. 新商品を生み出す。

3. 販売経路を広げる。

また、Eliseは参入するべき新しい市場を特定する際の3つの考慮事項についてもシェアしました。

1. 既存の市場と同様の顧客層を持つ市場を探る。例えばTaxi Babyの場合、ビジネスをスタートしたシンガポールと同様に外国人の人口が多い香港市場が適切だと思い、香港へ販路を広げました。

2. 新しい市場への配送が簡単かどうか、送料など含めて確認する。Taxi Babyは、タイとマレーシアにも販売しています。両国ともシンガポール倉庫から近く、安い送料で配送できます。

3. 新しい市場の既存の競争レベルについて調査する。あなたの取り扱い製品が他に類を見ないものであったり、斬新なもの(ニッチなもの)である市場を探してください。

Ship&coは、Taxi Babyの出荷をサポートしています。

The Panic Room

最後に、The Panic Room代表のJohnは、 “How we Panic and started the Anti Never Shower Club”というユニークなタイトルで、どのようにしてThe Panic Roomがシンガポールで美容院経営を始めたのか、またそのサービス内容、取扱商品内容について話しました。

The Panic Roomは、Shopifyを使ってシェービング用の石鹸やオイル、ヒゲ用ワックスなどをオンライン販売しています。ソーシャルメディアを積極的に利用して、グローバルにブランディングを行うと同時に美容院の店舗経営も行い、顧客との良い関係を保っています。オンラインとオフラインの両方をうまく利用することが大切です。


Johnはまた、オンラインセラーにとって重要な考え方を紹介しました - 「時は金なり、だが、金は時ではない」 - ビジネスを効率的に進めるために、Shopifyアプリのようなツールやリソースを使う事がとても大切だと述べました。

The Panic Roomは現在、ヘア製品からシャワー製品、さらには音楽やジュエリーまで、取り扱い商品の幅を広げています。

今回のミートアップ開催レポートは以上です!

今回残念ながら参加できなかった方は、是非次回のイベントでお会いしましょう。