国際郵便は、2022年 6 月 20 日(月)から、米国およびヨーロッパ宛に手書き送り状の引受が廃止されます。今まで手書きで対応してきたのに、これからどうすればいいの?と不安な方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな皆さまのために、日本から海外へ国際郵便物を送る際、手書きではなく、ネットでラベルを作成する方法についてご説明します。

おすすめのシッピングツールとして、「国際郵便マイページサービス」「送り状発行システムShip&co」という2つのシステムがあります。この2つのシステムは、オンラインで簡単にラベルを発行できます。ラベル作成までの手続きは、手書きよりも断然スピーディーで効率的です。

この記事では、オンラインシッピングツールの利用を検討している方向けに、この2つのサービスについて詳しく見ていきます。

「国際郵便マイページサービス」と「送り状発行システムShip&co」ってなんですか?

EMSラベル作成方法を紹介する前に、まず、この2つのオンラインシッピングツールが提供しているサービスについて簡単に説明します。

国際郵便マイページサービスは、EMS、国際eパケットライトなどの海外への発送に必要なラベルや書類すべての印刷ができるシステムです。

一方で、送り状発行システムShip&coは、国際郵便を含む複数の運送会社の送り状とインボイスを簡単に作成できるサービスを提供しています。Ship&coは、国内のみならず、海外にも商品を発送するECセラー向けですので、eBay、Amazon、Shopify、Etsyなどからの注文が自動的に同期されます。手間がかかる出荷情報の手入力作業を行わず、ワンクリックで作業を完了できます。

上記のそれぞれのシステムにて送り状を作成する際、アカウント登録・ログインが必要ですが、Ship&coアカウントを取得後は、国際郵便マイページサービスのアカウントがなくても国際郵便サービスのラベルを作成することができます。

国際郵便マイページサービスの会員登録・ログイン画面
Ship&coアカウント新規登録画面

国際郵便マイページサービスにアカウントを登録する際、個人のお客さまか、法人のお客さまか選択する必要がありますが、Ship&coアプリの場合、個人か法人を問わず、同じ流れでアカウントを登録・設定することができます。

「国際郵便マイページサービス」でEMSラベルを作成する方法は?

日本郵便が提供する国際郵便マイページサービスからEMSラベルを作成する方法を紹介します。登録が完了した方は、以下のような流れになります。

国際郵便マイページサービスにログインし、「マイページメインメニュー」→「オンラインシッピングツール」→「送り状作成」を選択してください。

国際郵便マイページサービスの「メインメニュー」画面

次に、国際郵便EMSのラベルを作成していきましょう。

1. ご依頼主・お届け先登録

はじめに、発送人住所を入力・登録します。ここでは「ご依頼主を直接入力」または、「アドレス帳にご依頼主住所を登録」の2つの方法があります。
同じご依頼主情報を頻繁に使用する場合、「アドレス帳から選択」欄にある「ご依頼主住所を追加」ボタンをクリックし、アドレス帳に住所を登録するのがおすすめです。

国際郵便マイページサービスの「ご依頼主登録」画面

「新規ご依頼主 登録」画面に内容を入力し、「次へ」ボタンを押して、保存してください。その後、「アドレス帳から選択」欄のリストに登録して表示された依頼主情報にチェックを入れて、「お届け先を選択する」画面にいきます。

お届け先の多くの場合は、同じ住所に定期的に発送するケースが多いと思いますので、「お届け先を直接入力」欄の「お届け先の入力」というオプションで、住所を入力してください。

*定期的に発送する荷受人住所録がある際、「アドレス帳から選択」欄に住所を追加してください。

国際郵便マイページサービスの「お届け先登録」画面

2. 発送種別と内容品の登録

その後、発送種別と内容品の登録が必要です。EMS(物品)を発送種別として選択して、「内容品の入力」欄に、税関への申告が必要な内容品情報を入力します。宛先国の税関が確認する情報ですので、必ず英語で入力してください。

国際郵便マイページサービスの「内容品登録」画面

上記の画像にある通り、必須項目は、内容品名、単価、個数、内容品種別、内容品総額です。内容品情報を入力し、「追加」ボタンを押して保存する必要があります。

「重量」と「HSコード」は、基本的に必須ではありませんが、宛先国によっては、必要な情報が異なります。例えば、アイルランドを含むヨーロッパ宛へ送る際には、HSコードかTARICコードが必要ですので、発送の前に必ず確認してください。

入力後、「危険物についてのご確認」のメッセージにチェックし、次に進みます。

3. 発送関連情報登録

国際郵便マイページサービスの「発送関連情報登録」画面

この画面では、以下を入力します。

  • 発送予定日(当日から1週間以内で選択可能)の登録。
  • 総重量を入力。重量を入力した後、郵便料金が確認できます。
  • 有償/無償を選択。

4. ラベル情報の確認・印刷・発送

「登録内容の確認」ページで、入力した情報を確認し、一番下にある「送り状を登録する」をクリックします。

国際郵便マイページサービスの「登録内容の確認」画面

クリックしますと、最後に印刷画面に移動し、注意事項に同意して印刷をクリックします。

国際郵便マイページサービスの「送り状の印刷」画面

ラベル作成の作業が終わった後、必要なのは、国際郵便の専用パウチです!

通常、国際郵便EMSで発送する際、オンラインシッピングツールから発行されたラベルは、専用のパウチ(送り状袋)に入れて発送する必要があります。

以前は、国際郵便マイページサービスよりパウチのリクエストが可能でしたが、2022年3月16日からパウチのオンラインリクエストサービスが終了しました。今はお近くの郵便局で在庫等ご確認のうえ必要な枚数を入手していただく形となります。

「送り状発行システムShip&co」でEMSラベルを作成する方法は?

まず、輸入ビジネス・越境ECセラーなどの方々の場合、直接ご利用のオンラインショップをShip&coアプリに設定し、受注データの自動同期でそれぞれの出荷情報を反映させましょう。

また、Ship&coアプリで連携していないショップを利用する方は、CSVデータで受注データを一括でアップロードし、注文情報を追加できます。

通常、アカウント登録後、利用開始の前に、アプリの初期設定が必要です。

送り状発行システムShip&coの「初期設定」画面

上記の設定が完了しますと、以下のようにオーダーがアプリ内に受注情報が同期されます。

送り状発行システムShip&coの「出荷待ち」画面

上記の出荷待ち画面に同期される注文をクリックし、オーダーページまで進みます。オーダーページの右下にある「プリンターボタン(クイックプリントボタン)」にカーソルを乗せますと、発送可能なサービスが表示され、そこで、ご希望の配送サービスを選択できます。

送り状発行システムShip&coの「オーダーページ」

上記ページの通り、Ship&coの場合は、一つの画面から、出荷に必要な情報(貨物の詳細、宛先、発送人、貨物内容など)を全て確認できる仕様になっています。

ページ右下の選択肢からEMSをクリックすると、以下のようにEMSラベルが作成されます。

送り状発行システムShip&coから発行されたEMSラベル

Ship&coアプリケーションは、出荷作業の効率化のためのアプリですので、機能が複数あります。国際郵便のEMSラベル発行方法は、3パータンの対応があります。上記のワンクリックで作成する対応、一括で50件の出荷データをまとめてラベルを作成する対応、複数の運送会社の送料をまず確認した後、ラベルを作成する対応があります。ご希望に合わせて自由に選択できます。

また、動画で詳しく確認したい方は、是非以下のリンクをご覧ください。

国際郵便のEMSラベル発行方法

国際郵便マイページサービスと送り状発行システムShip&coを徹底比較

早速、国際郵便マイページサービスと送り状発行システムShip&coを比較してみましょう。「使い勝手」、「対応可能なサービス」、「料金」、「その他の特徴」について詳しく解説します。

最初に結論から言いますと...

  • 国際郵便マイページサービス:頻繁に海外へ発送をしない一般の方
  • 送り状発行システムShip&co:オンラインショップで海外向けに販売を行い、週に数十件以上を発送する方(越境ECセラーなど)、複数の運送会社で海外発送を行っている方

使い勝手

国際郵便マイページサービス:スマートフォン版とパソコン版がありますので、パソコンなしの場合でもEMSラベルを作成するのが可能ですが、出荷データを入力するには、手動の対応が必要ということで、出荷数が多い方には、時間がかかります。

送り状発行システムShip&co:ウェブアプリですので、パソコンでしか利用できません。出荷データを入力するには、オンラインショップからの自動連携、CSVでアップロード、1件ずつ手入力で作成する、という3通りの対応が可能です。多彩なオプションから操作の流れを選べます。

1件のラベル作成にかかる時間

国際郵便マイページサービス:30秒〜40秒ほど

送り状発行システムShip&co:8秒〜10秒ほど

上記の時間は、荷送人、荷受人、貨物の詳細などの設定をそれぞれ事前に完了した条件で比較してきました。また、操作の際には、クリックを一回も間違っていないという状況から試して、時間の差を確認しました。

国際郵便マイページサービスの場合、1つの項目の記入は、それぞれのページに分けられますので、比較的 次のページに行く時間がかかることと、クリック数が多いということが分かりました。一方で、送り状発行システムShip&coは、出荷待ち画面からオーダーページに行きますと、一つの画面で全ての操作が可能ですので、EMSのラベル発行のスピードが早いということが分かりました。

対応可能なサービス

国際郵便マイページサービス:国際郵便サービスのみ

送り状発行システムShip&co:海外発送の場合、国際郵便サービス、DHL、FedEx、UPSなどで、国内発送の場合、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便(ゆうパック、ゆうパケット)、西濃運輸

*複数の運送会社を利用しているなら、ひとつのインターフェイスで全て完結できるShip&coのご利用がおすすめです。

料金

国際郵便マイページサービス:無料

送り状発行システムShip&co:有料(送り状1件¥33から始まるプラン。詳細は、こちらから。)

今後、ネットで簡単にEMSラベルを作成しましょう!

いかがでしょうか。EMSラベルを作成する方法として、今後、手書きではなく、上記で述べたように、ネットでの作成に移行しましょう!シッピングツールのそれぞれの特徴を理解した上で、ご利用の状況にあったものを選び、ぜひネットでEMSラベルを作成してみてくださいね。最後まで読んで頂きありがとうございました!Ship&coについて何かご不明点がありましたら、hello@shipandco.comまでお問い合わせください。