(※この記事は、2024年4月4日に更新されました。)

「最短お届け予定日を自動で表示してくれるシステムを探している」

「購入者に荷物の円滑な受け渡しをする方法が知りたい!」

「越境ECを開始するため送り状やインボイス作成を自動化したい!」

上のようなお悩みをお持ちの事業者の方はいませんか?

Shopifyアプリが2024年3月にヤマト運輸が新たに対応することを発表しました。

この連携により、Shopify Japanを利用するecサイトの事業者の業務効率化、および購入者の利便性向上が期待されています。

本記事では、今回のShopify Japanとヤマト運輸株式会社の連携の事例をもとにEC事業者におすすめの送り状発行システムをご紹介いたします。

出荷データのCSV連携とは?

出荷データ管理のイメージ

CSV連携は、CSVのファイルを通して業務システム間を連携する方法です。ファイルをダウンロードして外部ソフトウェアにアップデートすることでデータのやり取りができます。

サービスの例としては、Shopifyアプリの配送マネージャーなどがあります。

CSV連携のメリット・デメリット

出荷データのCSV連携には、以下のようなメリット、デメリットがあります。

メリット1. コストがかからない

CSVファイルを用意し、クラウドサービスにアップロード、送り状を作成すればシステムの利用料金は発生しないためコストを削減できます。

メリット2. 一括でのデータ編集が可能

例えば、GoogleスプレットシートでCSVファイルを管理する場合、一括でデータを更新することができるため、大量のデータ変更があってもスピーディに編集ができます。

デメリット1. EC店舗との連携がうまくいかない

システム間の直接連携という仕組みではないため、EC店舗の管理画面に追跡番号をインポートする際、うまくいかない場合があります。

デメリット2. CSVファイルの準備に時間がかかる

CSVデータをクラウドサービスに取り込むためには、手入力での作業が必要となり、自動化を実現できる「API連携」と異なるので、準備に比較的時間がかかる手法です。

デメリット3. ミスが発生しやすい

注文の数が多くなると、どうしても手作業での作業工数が増えてしまいます。繁忙期などにスタッフを増員した際には、人為的ミスが発生しやすくなり、「誤配送」「配送遅延」というリスクの増加につながります。

運送会社提供の送り状発行システムとEC店舗の連携課題

通常、EC事業者が送り状を発行する際、以下の業務フローが基本となります。

  1. ECカート・ECモールに合ったExcel・CSV形式のデータを用意する
  2. CSV形式の出荷情報データを「B2クラウド」の送り状発行システムに取込む
  3. B2クラウドシステムから、送り状を発行する
  4. 送り状をExcel・CSV形式で出力する
  5. ECカート・ECモールにアップロードする、または追跡番号などを手動で入力する

上記の配送処理によって、前に述べたように、CSVファイルの作成に時間がかかったり、配送住所にミスが発生したりといった、EC事業者にとっての新たな課題が発生してしまいます。

その理由は、運送会社提供の送り状発行システムは、元々EC向けに作成されたシステムではないからです。CSV連携の場合、手作業が必要な業務が割と多いので、スタッフの手間がかかってしまいます。

そこで、そんな課題を解決できるシステムをご紹介します!

CSV連携よりも簡単!手入力が不要のAPI連携とは?

API連携は、CSV連携とは異なり、APIを利用してアプリケーション間やシステム間でデータや機能を自動で連携することできます

2つ以上のソフトウェアやアプリケーションを繋げることにより、データがシステム上で連携し、自動的に同期される仕組みです。CSVと違って手作業はほとんど必要ありません。

つまり、今回のShopify Japanとヤマト運輸株式会社の連携によって、API連携が可能になったことでecプラットフォームの事業者は円滑な配送や受け取りを実現することができるようになりました!

ヤマトB2クラウドとAPI連携が可能なおすすめシステム

本記事では、Shopify Japanに加えて、ヤマト運輸の送り状発行システムB2クラウドとAPI連携が可能なクラウドサービス、「Ship&co」をご紹介いたします。

導入コストなるべく抑えて、短期間で円滑な配送や受け取りを実現したい!という事業者におすすめです。

ヤマト運輸の宅急便ラベルをカンタンに発行する方法をご紹介!ヤフー!ショッピングやShopifyなどEC店舗の注文に向けてラベル発行!
ヤマトの手書きラベルを作成するのが面倒だと思っている方に向けて、Web上でヤマト運輸の宅配便ラベルをらくらくで発行する方法を紹介します。ヤマトのラベル発行によく利用される「B2クラウド」と「Ship&co」について、それぞれ解説していきます!

インボイスや送り状を正確・簡単・早く作成するならShip&co

Ship&Coのダッシュボード

「送り状発行システムShip&co」は、以下のような送り状発行機能を一つの画面に完結し、EC店舗と直接連携しているクラウドシステムです。

  1. ヤマト運輸「B2クラウド」
  2. 佐川急便「e飛伝Ⅲ」
  3. 日本郵便「Webゆうパックプリント」

また、Shopifyを含む複数のEコマースプラットフォームから自動的に出荷情報を同期する機能があるため、CSVファイルを利用しなくても、ヤマト運輸の送り状を発行し追跡番号を取り込むことが可能になります。

それにより、国内EC事業者の出荷業務効率化や購入者の利便性向上につながります。

Shopifyとヤマト運輸の連携でお困りの方や、Ship&coのサービス内容について詳しく知りたい方は、無料アカウント作成でお試しいただけます。

ヤマトAPIのよくある質問

ここでは、ヤマトAPIに関するよくある質問を紹介しています。

ヤマト運輸のAPI利用料はいくらですか?

ヤマト運輸ではさまざまなサービスと連携できる3つのAPIを公開しています。ヤマト運輸が公開しているAPIの利用料金は以下のとおりです。

  • EC自宅外受け取りAPI、クロネコメンバーズサービス連携API → 無料
  • 配送連携API → 有料(運用管理費やAPI利用料が商談にて都度見積もりされます。)

配送提携APIとはなんですか?

ヤマト運輸サービスとのAPI連携となり、送り状発行、集荷予約、お荷物の配送ステータス取得など配送に必要な機能が用意されています。また、送り状登録後に発行されるQRコードをコンビニやヤマト運輸の営業所で端末にかざすだけで簡単に発送を行うことができます。

*送り状発行を目的としたAPIではないため、「送り状発行システムB2クラウド」とのAPI連携はできません。

詳細についてはヤマト運輸へお問い合わせください。

ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の送り状発行システムについて詳しく理解したい方は、以下リンクを参考にしてください。

【国内発送】送り状発行システムとは?ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の送り状発行システムを紹介!
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Ship&Coは、Shopifyを利用している事業者におすすめ!

Eコマースのイメージ

Ship&coは、EC事業者が配送業務において直面する送り状やインボイスの作成などの課題を解決するために開発された、自動送り状発行システムです。

シンプルで使いやすいWebダッシュボードと出荷APIを提供しており、注文情報を自動的に同期することで、FedEx、UPS、DHL、ヤマト運輸、佐川急便などの配送会社の送り状とコマーシャルインボイス正確に・簡単に・早く作成することができます。

Ship&coを使うことで、煩雑な手作業を省くことができ、配送業務の効率化と正確性の向上を実現できます。

アカウントの作成はこちらからどうぞ。ご不明点がございましたら、hello@shipandco.comまでお気軽にお問い合わせください。

皆様の発送業務をより簡単になりますように全力でサポートして参ります!

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