日本では「第3波」が始まったと言われている新型コロナウイルスの感染拡大。発生患者の傾向は、第2波のピーク時と比べて幅広い年代や地域に広がり、感染状況は多様化しています。

まだまだ世界中で猛威を振るっているコロナウィルスですが、そんな中、自社の技術を活かして、コロナウイルス対策の新商品を開発し、オンライン販売に繋げている会社様に注目してみました。

今回インタビューにご協力いただいたのは、株式会社プラスティックス様です。

株式会社プラスティックス 本社外観

株式会社プラスティックス様は、アクリルを中心とした樹脂加工の会社で、主に販促用DSPの量産工場として、デザインから加工・印刷・物流まで一括した製品管理を行っています。

その中で、2015年3月にはオリジナル商品として雑貨ブランド「MOHEIM」を立ち上げたり、新型コロナウイルス対策商品として、樹脂加工の技術を活かしてパーティションやフェイスシールドを手がけ、販売しています。

オリジナルブランド「MOHEIM」の商品
新型コロナウイルス対策商品のフェイスシールド

株式会社プラスティックスの開発営業部 野路様にご協力いただき、新型コロナウィルスの影響や、ご使用のECプラットフォーム、またマーケティング等についてお話をお聞きしました。

1. 新型コロナの感染拡大を受け、今年4月頃には全国的に緊急事態宣言が出されましたが、御社ビジネスへの影響はいかがですか?

弊社の本業である、販促用DSP事業は、新型コロナウイルスによる商業施設の営業自粛などがあり、非常に厳しい業績でした。
しかしこの状況の中、私達にできることは何か無いかを社内で考え、それまで培ってきた技術とさまざまな協力会社のネットワークを活かして、フェイスシールドやアクリルパーティションを迅速に開発することができました。
雑貨を中心としたオリジナルブランドのMOHEIMも、外出自粛の広がる中、おうちキャンペーンなどを企画し、ECサイトを中心に昨年と比べ売上を上げることができました。
この新型コロナウイルス対策商品とMOHEIMが、新型コロナウイルスによる本業の業績を低下させることなく、本日を迎えることができたと感じています。
また、本社所在地である福井は比較的感染者も少なく、会社自体が休業になることもなかったため、安定した出荷を行うことができました。

2. 運営されているサイトの1つに、ECプラットフォーム「BASE」をご利用ですが、それを選ん理由をお聞かせください。

BASEは、MOHEIMとは別の商品である「フェイスシールド」を販売する為に開始しました。開発スピードも速かったフェイスシールドを、少しでも早くお客様に届ける為、開設から運用まで素早く構築できるBASEを選びました。

3. BASEの使い勝手はいかがですか?

手軽に構築でき、管理画面も分かり易い為、受注・出荷担当者がすぐに画面になれました。反面、無料のままではカスタマイズできるところが少なく、世界観を作り込むデザインができないことが残念に思いました。

4. ECショップのマーケティング・集客はどのように強化されていますか(SNSでの告知等)?

MOHEIMとしては、Instagramを中心にFacebookとTwitter、メルマガの定期配信で集客を伸ばすようにしています。

5. Ship&coはどちらでお知りになりましたか?

以前使っていた、海外ECプラットフォームが閉じてしまい、EMSの送り状を手動で作成する必要が出てきた時に、新しいECプラットフォームも含めて、ネットで探し出しました。Bento&coは知っていた為、この会社が開発した物であれば安心して使用できると感じました。

6. Ship&coを使って良かったと思うポイントがございましたら教えてください。

ECサイトの受注から送り状発行まで、人の手を煩わさずに発行できる為、間違いも少なく、今年5月には1日150件ほど出荷しましたが、スムーズに対応できました。

7. 新型コロナの感染拡大により、ビジネスはよりデジタル化が求められる時代になってきていますが、その点についてどのようにお考えですか?

弊社は工場がメインな為、手作業が必要なアナログ的な部分が多く、急速なデジタル化になんとかついて行っていると言う感じで、時代の変革にどこまで対応可能か不安ではあります。その中で、様々な新しいツールが生まれている為、そのあたりをうまく社内に取り込み、時代の変化を業務に活かしていけるようにと思っています。今まで、紙やパソコンを使用してもコピペで行っていたことを、ウェブツールやプログラムなどで効率化して、アナログとの共存も図って行きたいと考えています。

以上、如何でしたか?
元々オンラインショップで販売していた会社様ですが、コロナウィルスの感染拡大を機に、自社の技術を活かして新商品を開発し、売上向上に繋げていらっしゃるのは、とても興味深いです。急速な時代の変化/デジタル化について行きつつも、アナログとの共存も図りたいという想いが素敵ですね。

今後も、様々なビジネスモデルの会社様をご紹介していきたいと思っていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。