Ship&coはこの度、Shopifyの新APIリリースに伴い、以下の4つの新機能を追加致します。システムアップデートは、2020年6月に予定しております。
詳細は以下をご確認ください。
1. オーダーの不正解析レベルの同期
Shopifyの注文ページに表示される、不正解析レベル (低・中・高)をShip&coのオーダーページでもご確認いただけます。不正解析レベルが”中”や”高”の場合には、不正注文の可能性があります。送り状発行前にShip&coで確認いただくことで、未然に防ぐことができます。
2. ディスカウント情報の反映
以前はディスカウント内容の同期にバグが生じることが多々ありましたが、今回のアップデートより、Shopifyの「ディスカウント(クーポンコードおよび自動ディスカウント)」に設定している値引き内容が、Ship&coの「貨物内容」に正しく同期されるようになります。
<Shopifyのディスカウント作成ページ>
<Ship&co画面>
3. 複数ロケーション対応
Shopify管理画面にて、ロケーション(在庫の保管、注文のフルフィルメント、商品の販売のための場所)を複数設定している場合でも、Ship&coで対応できるようになります。Shopifyで設定されているロケーションがShip&coの「貨物内容」欄に表示され、メインのロケーションがデフォルトで選択された状態となります。
1つの注文の中に複数アイテムが存在し、「貨物内容」画面にて選択されたShopifyロケーションに在庫が設定されていないアイテムがある場合、自動的に「分割発送」扱いとなり、選択されたロケーションに在庫が設定されているアイテムのみの送り状が発行されます。
(例) アイテム AとアイテムB 1個ずつ購入された場合で、在庫状況は以下の通りとする。
[ アイテムA ]
ロケーション1 (メイン) : 在庫数 0
ロケーション2 : 在庫数 3
[ アイテムB ]
ロケーション1 (メイン) : 在庫数 2
ロケーション2 : 設定なし
この場合、デフォルトの設定では、メインのロケーション1 を使って両アイテムのフルフィルメントを行います。その場合、ロケーション1 でのアイテムAの在庫数はマイナス1となってしまいますが、ブロックはかかりません。
しかし、敢えてロケーション2を選択された場合、アイテムBはこのロケーションには設定されておりませんので、自動的にアイテムAのみの分割発送として送り状が作成され、アイテムAのみのフルフィルメントが完了します。アイテムBは、未発送のまま残った状態となります。
<Shopifyのロケーション管理画面>
<Ship&co画面>
4. 商品の通関情報(HSコード/カテゴリ名、原産国)の自動同期
Shopifyの商品ページに予め登録されている通関情報(HSコード/それに紐付くカテゴリ名、原産国)が、Ship&co内に同期されます。この情報は、海外出荷の場合にのみ必要となります。海外発送をしているセラー様にはとても便利な機能となりますので、まだ登録していないという方は、Shopifyへの通関情報の登録をお勧めします。
Shopifyに通関情報を登録していない場合は、以前と同様にShip&coに登録されている「内容物リスト」の情報をご利用下さい。
<ShopifyのHSコード入力画面>
<Ship&co画面>
以上、その他Ship&coに関するご不明点がございましたら、サポートページをご確認ください。
送り状発行システムShip&coとは?
Ship&coは、EC事業者が配送業務において直面する課題を解決するために開発された、送り状発行システムです。シンプルで使いやすいWebダッシュボードと出荷APIを提供しており、注文情報を自動的に同期し、FedEx、UPS、DHL、ヤマト運輸、佐川急便などの配送会社の配送ラベルとコマーシャルインボイスを簡単に作成することができます。Ship&coを使うことで、煩雑な手作業を省くことができ、配送業務の効率化と正確性の向上を実現できます。
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