EC店舗を持ちたいという時、ECモールに出店する または 自社サイトを開設する という二つの選択肢があります。

Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどのECモールは、サイト構築はもちろん、集客、業務の効率化などマーケティングの面でも便利です。一方で、ブランディングを強化したいという方は、独自の世界観を創り上げることが可能な独自ドメインの自社サイトを持つことをお勧めします。

自社サイト作成プラットフォームはいくつかありますが、その中でも特に簡単に自社サイトを作れる「Shopify」は世界175ヶ国・60万店舗以上のネットショップで利用され、世界最大のシェアを誇るECプラットフォームです。
そこで今回は、日本にある幾つかのShopifyストアをご紹介しながら、それぞれのショップのポイントを取り上げ、アイデアを探ってみたいと思います。

HUMAN MADE

A Bathing Ape(BAPE)のクリエーター Nigoさんによる「Human Made」のストリートカルチャーファッションは、Shopifyを使ったオンラインショップ、また実店舗でも販売されています。 オンラインショップのデザインは独創的で、海外発送もしています。

このショップのポイント:最初のページで取扱商品の種類がカテゴリ別に表示されており、商品を探しやすいシンプルなデザインが特徴。

Kurasu

Kurasuは、コーヒー豆やコーヒー器具を専門とするShopifyストアです。 店主選りすぐりの商品はどれも一流品。日本中のロースターと提携し、毎月新鮮なスペシャルティコーヒー豆を厳選し、2種類お届けする定期購買のサービスも提供しています。Kurasuはオンラインショップに加えて、京都駅付近、京都伏見稲荷、シンガポールに実店舗もオープンしています。

このショップのポイント:インスタグラムをうまく利用している事。コーヒーを販売するということは、ある意味で良い空間や時間を販売する事。その瞬間をインスタグラムを使って写真で共有することで、売上アップに繋がります。

Japanny. Best Japanese Knives

Japannyは、日本製の包丁専門店です。 非常に幅広い品揃えで、プロフェッショナルな商品も多く取り扱っています。 日本の石川県・小松市に倉庫兼オフィスがあり、 アメリカのポートランドには実店舗もオープンしています。

このショップのポイント:取扱商品(包丁)を作る職人さんの紹介写真や、実際に商品を使って料理をする動画などを掲載している事。包丁は非常に競争の激しい市場のため、「限定品」や「手作り」を強調して他店舗と差別化を図ることが重要です。

SEIDO

Seidoは、武道用品専門店です。 武道を愛するフランス人オーナーが運営しています。何よりも製品の品質を非常に重視しているお店です。 オンラインショップは、フランス語、英語、日本語の3ヶ国語に対応しています。

このショップのポイント:ここも同様に、メーカーや職人さんの作業工程を紹介することで、商品及びショップの価値を高めています。また、専門店に多いこだわりの強い客にも真摯に対応し、高いリピート率を保っています。

Tabio USA

Tabioは、日本でとても有名な靴下ブランドです。 メンズ、レディース、キッズ、ベビー、スポーツ用など幅広い品揃えで、日本国内では200近くの店舗で販売されています。
Tabio USAは、日本から米国に販売するShopifyサイトです。 米国向けECの大きな利点は、申告額が800USDまで関税非課税となることや、一般的にヨーロッパ向けと比較すると送料が安いことが挙げられます。
Tabioの日本語のオンラインストアはShopifyを利用していません。 しかしながら、多くの大企業は日本でのオンライン販売もShopifyを利用し始めています。Shopifyは大企業向けのプランとして"Shopify Plus"もある為、日本の大企業シェアが高いEC-cube、EC-orange、Magentoなどの他のECプラットフォームと同等のシェア率をShopifyは獲得しようとしています。最近では多くの大手ブランドが、オンラインショップを通じてD2C(Direct To Consumers)関係を持ちたいと考えており、Shopifyは間違いなくそのための最良のソリューションと言えるでしょう。

このショップのポイント:購買意欲を掻き立てる商品写真。大企業ならではのプロフェッショナルな写真が、より売上アップに繋がります。ただし、最近ではiPhoneや個人用の一眼レフカメラなどを使って、自ら簡単に写真撮影ができます。商品写真はECショップにとってブランディングにつながるとても重要なコンテンツです。商品撮影にはある程度の時間をかけて、明るさや角度など研究しながらじっくりと行いましょう。

以上、いかがでしたか?

さぁ、皆さんもShopifyでショップを開設しましょう!