フェイスブック、アドワーズ広告、ブログ、インスタグラム、Eメールマーケティングなど、オンラインセラーであれば、おそらくほぼ全て試したことがあると思います。今よりももっと毎月の売上を伸ばしたいと思った時、どのようなマーケティング法があるでしょうか?

今回の記事で読者の方と共有したいクリエイティブなマーケティング法の1つは、「コンテスト」です。 計画的にうまく実装できれば、コンテスト開催を楽しみながら、売り上げを伸ばし、かつブランドの認知度を高めることができます。 更に、コンテスト開催において必要とされるコストは比較的少ないため、マーケティングにおける高いROI (費用対効果) をもたらします。確かに、コンテストの賞品は、顧客の参加を促すぐらい十分魅力的である必要がありますが、かける費用はオンラインセラーそれぞれの好みです。

コンテストについて詳しく調べるため、Ship&coのCEOであるベルトラン トマにBento&coのインタビューを行いました。 Bento&coは、ベルトランが運営する、京都を拠点とする弁当箱専門店のオンラインショップで、海外約100ヶ国へ商品を発送しています。 2009年以降、Bento&coは毎年「国際BENTOコンテスト」と呼ばれるコンテストを開催しています。

質問:Bento&coの「国際BENTOコンテスト」について教えてください。

ベルトラン トマ:「国際BENTOコンテスト」は10年前から始まったコンテストで、誰でも参加できます。私たちは毎年異なるテーマを設定し、参加者にはそのテーマに基づいてお弁当を作ってもらい、その写真を2枚メールで提出してもらいます。
そして、参加者の中から毎年、海外と国内それぞれ1名ずつ、計2名の優勝者を選びます。海外優勝者の賞品は日本までの往復航空券、日本国内優勝者の賞品は京都の高級ホテル1泊宿泊券とBento&coチームとのディナーです。また、その後に実施する一般投票では10名のファイナリストが選出され、それぞれに弁当箱や関連グッズの賞品を用意します。残念ながら賞品を獲得できなかった他の参加者全員にも、次回の購入時に利用してもらえるBento&coの10%割引クーポンを贈呈しています。

2018年 テーマ 「ビフォーアフター弁当」国内部門優勝作品
2018年 テーマ 「ビフォーアフター弁当」海外部門優勝作品

質問:Bento&coが毎年このようなコンテストを開催しているのはなぜですか?

ベルトラン トマ:まず第一に、私たちにとっても参加者にとっても、コンテスト開催は楽しいイベントです。
そして第二に、国際BENTOコンテストを主催することで、SNSで大きな話題となり、売り上げにとっても非常に効果があります。私たちの国際BENTOコンテストは、ソーシャルメディアのおかげで、毎年200から300のエントリーがあります。昨年は、Facebookだけで7,000以上のリーチ数、1,500以上のクリック/アクション数がありました。また、10名のファイナリストの順位を決める一般投票では、3,000以上の投票数がありました。更に、SNSでコンテストの進捗状況などの出来事について共有することで、興味のあるインフルエンサーが共有し、さらなる宣伝効果があります。
また、コンテストの恩恵はイベントの後も続きます。コンテストを通して、私たちは新しい顧客との関係を築き、また既存の顧客との信頼関係も更に深めることができます。もう1つの利点は、参加者から得たすべての素晴らしいお弁当写真をマーケティングコンテンツとして貯蓄でき、何年経ってもSNSで共有できることです。

質問:コンテスト成功の秘訣を教えてください。

ベルトラン トマ:まず、大勢の人を魅了するような素晴らしい賞品を用意してください。
次に、コンテストのテーマについて慎重に考えてください。コンテストのテーマが明確で規範的であるかはとても重要です。過去に行った、麺のテーマは良かったです。どの国の出身であろうと、ベジタリアンであろうと、「麺」というテーマは関連性があり、作るのが簡単です。一方で、「7つの材料を使って作るお弁当」というテーマを設定した年もあるのですが、これは制限が厳しすぎたため、それほど効果は出ませんでした。
そして、コンテストの開催期間についてもよく考えてください。参加者がコンテストに費やすのに十分な時間を設定する必要があります、必ず開催期間に週末を含めるようにしましょう。
最後に、マーケティングの幅を広げる方法について考えてください。 非常に効果的でお勧めの方法は、コンテストについてSNSに記事を書いてくれたり、他人と共有してくれるインフルエンサーとパートナーを組むことです。

質問:ありがとうございました。最後に一言お願いします。

ベルトラン トマ:コンテスト開催において、プロセスを楽しむことを忘れないでください! コンテストは、主催者も参加者も「楽しむ」ことが大切です。
そして、料理に興味がある方は、今年の国際BENTOコンテストを是非チェックしてみてください。5月13日(月)までエントリーを受け付けています!