昨年流行した新型コロナウイルス感染症は、2021年になった現在もまだ衰える気配はなく、世界的に拡大しています。日々、国内感染者が増え続ける日本ですが、ECビジネスにはどのような影響を与えているのでしょうか。

新型コロナウィルスが、いまだ世界を揺るがす中、実店舗経営からECショップへ販路を拡大することにより、自社製品のブランディングをはじめ、更なる売上向上を目指す会社様に注目してみました。

今回インタビューにご協力いただいたのは、北海道・ニセコ発のチョコレート専門店「nicao」様です。

nicaoは、北海道の世界的スキーリゾート、ニセコ地区にある、地域初のビーントゥバーチョコレートメーカーです。グアテマラの家族経営の小規模農園から直輸入した無農薬カカオ豆に北海道の素材と合わせた、こだわりのクラフトチョコレートを提供しています。  

今回は、nicaoのオーナーであるブレイク由子様にご協力いただき、新型コロナウィルスの影響や、ShopifyやShip&coを使ってみた率直な感想、またマーケティング等についてお話をお聞きしました。

1. 新型コロナの感染拡大を受け、今年4月頃には全国的に緊急事態宣言が出されましたが、御社ビジネスへの影響はいかがですか?        

元々、スキーリゾートを訪れる外国人観光客の方々のお土産に重宝されていたため、コロナ禍によりリゾート地から外国人観光客の姿がなくなると、別の販路開拓が必要だと判断しました。対策のひとつとして、2020年12月にECショップをオープンしました。

2. ECショップのプラットフォームはShopifyをご利用ですが、それを選んだ理由をお聞かせください。        

国内のプラットフォームに比べ、ビジネスのビジョンを、素人でも容易にショップ上に反映させることができるような、カスタマイズオプションの多いプラットフォームとして、Shopifyを選びました。

3. Shopifyの使い勝手はいかがですか?(良い点・悪い点など)        

Shopifyには機能性の高い多数のアプリや比類ない手厚いサポートがあります。
ただ、英語ベースなので、言語の壁はあると思います。幸い、nicaoの場合は、IT担当がイギリス人の夫であるため、ECショップの立ち上げも割とスムーズでした。      

4. ECショップのマーケティング・集客はどのように強化されていますか(SNSでの告知等)。        

これまでは地元での認知度の向上に尽力してきましたが、その結果が見え始めています。これに伴い、生産能力の向上も確保できたことから、ECショップの開設によってより多くの人にnicaoの商品を提供できる環境が整いました。ネット上では顔が見えない分、常に正確で、迅速かつ丁寧なサービスを心がけ、より多くのお客様との出会いを着実に実現させていきたいと思っています。        

5. Ship&coはどちらでお知りになりましたか?        

発送作業の時間と手間を省くアプリを探していたところ、ShopifyのアプリストアでShip&coに遭遇しました。        

6. Ship&coを使って良かったと思うポイントがございましたら教えてください。(使う前の出荷フローとの違いなど)        

発送にかかる作業時間が大幅に短縮され正確な情報入力が保証されています。マニュアル入力ではミスが生じることもあるため、安心して発送業務を完了することができます。    

年末、発送に初めてShip&coを利用させていただいた時はとても感動しました。製造スケジュールもぎっしりだったので、1分1秒が大切な状況だったのですが、ラベル作成がすべてクリック操作のみでできたときは、本当に救われました。            

7. 新型コロナの感染拡大により、ビジネスはよりデジタル化が求められる時代になってきていますが、その点についてどのようにお考えですか?(メリット・デメリットなど)          

お客様に直接お会いできる機会は、ものづくりの活力をいただける貴重なチャンスなのですが、感染拡大の懸念により、弊社では、ワークショップやポップアップショップの開催は当面自粛する方向で考えています。1日も早い開催を願う一方で、ECショップの強化に注力し、デジタル化により場所を問わず多くの方々に発信できるのもまた、貴重なチャンスだと思っています。        

弊社の商材である、こだわりのクラフトチョコレートは、製造に手間も時間もかかるため、ECショップの運営を簡易化してくれるアプリやサービスの導入は必須です。まさにShip&coのようなサービスは、製造などに従事するECショップオーナーの強い味方ではないでしょうか。

以上、如何でしたか?
これまでは地元での認知度向上に尽力してきた会社様が、新型コロナの感染拡大による自粛モードを「貴重なチャンス」と捉えて、ECに販路を拡大し、場所を問わず多くの方々に自社製品を発信して活躍の場を広げていらっしゃるのは、とても魅力的ですね。

今後も、様々なビジネスモデルの会社様をご紹介していきたいと思っていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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<お店紹介>
nicao - ニセコ発のチョコレート専門店
〒044-0078 北海道倶知安町字樺154-7

nicaoは、子供の手が離れ始めた2016年に由子さんが立ち上げました。はじめは地元のお店に卸すことを主としていましたが、事業が少しずつ大きくなり、ネットでの存在感を意識する時機がやってきました。元エンジニアである夫のティムさんは、バーベルをメインに筋トレメニューを指導するパーソナルトレーナーでもあり、力仕事にしても頭脳タスクにしても、とても頼れる存在です。Shopifyでのネット販売経験も豊富であることから、現在はnicaoのIT業務をほぼすべて請け負っており、夫婦二人三脚でnicao(実店舗・ネットショップ)を運営しています。

nicaoオーナー由子さん(右)と IT担当の夫ティムさん(左)