Shopifyと日本郵便のゆうパック・ゆうパケットを連携する方法
Shopifyと日本郵便のゆうパック・ゆうパケットを連携すると、送り状作成や追跡番号の反映を自動化できます。連携方法や最適なツールの選び方を解説。
Shopifyの注文数が増えるにつれ、送り状作成の作業負担は重くなっていきます。日本郵便の「ゆうパック」や「ゆうパケット」は国内配送に不可欠のサービスですが、Shopifyの標準機能だけでは連携できません。しかし、そのまま手動での送り状作成を続けていると、転記ミスや時間のロスにつながりがちです。
この記事では、Shopifyと日本郵便のゆうパック・ゆうパケットを連携させる方法を解説します。CSV出力の連携や外部アプリを使用した自動化など、事業の規模に合った手法を選ぶポイントを解説します。
日本郵便の国内配送サービス

日本郵便には、商品のサイズや重さに合わせて柔軟に使い分けられる多様な配送サービスがあります。
・郵便物(定形・定形外)
書類や薄い商品を低コストで送ることができ、定形外郵便物は重量とサイズに応じて料金が変わります。標準では追跡機能が付かないため、配送状況を確認したい場合はオプションで書留などを利用しましょう。
・ゆうパック
日本郵便の代表的な宅配サービスで、3辺合計170cm・重さ25kgまでの幅広い荷物を発送できます。最高30万円までの損害賠償が標準で付帯しているため、高価な商品の配送にも適しています。
・ゆうパケット
小型商品の発送に特化した、全国一律料金のサービスです。厚さに応じた料金設定が特徴で、ポスト投函で配送できます。追跡番号があるため、小物中心のECショップなどで広く利用されています。
・クリックポスト
ゆうパケットに近いサイズが対象のサービスですが、送料のオンライン決済とラベルの自宅印刷が必要です。決済手段は「Amazon Pay」または「Yahoo!ウォレット」に限定されます。
・ゆうメール
書籍・雑誌などの印刷物やCD・DVDを安価に送付できるサービスです。内容物に制限があり、追跡機能は付きません。必要に応じて書留などの追加オプションを検討しましょう。
・レターパック
専用封筒を用いた全国一律料金のサービスで、追跡機能が付いています。
- レターパックライト: 厚さ3cmまで、郵便受けへ配達
- レターパックプラス: 厚さ制限なし(封筒に入るサイズ)、対面で配達
書類や厚みのない商品を迅速に届けたい場合に重宝します。
・スマートレター
A5サイズ・厚さ2cm・重さ1kgまでの小型商品に向いた封筒型サービスです。全国一律料金でポスト投函でき、信書の送付も可能です。追跡サービスはありませんが、小さな雑貨やパンフレットなどの送付にメリットがあります。
Shopifyと日本郵便を連携する方法
Shopify(ショッピファイ)と日本郵便を連携させる方法は、大きく「手動でデータを移行する方法」と「アプリで自動化する方法」の2つに分かれます。
CSVファイルを利用して日本郵便のシステムに入力
Shopifyの注文情報をCSV形式で書き出し、日本郵便の送り状印字ソフト「webゆうパックプリント」や「ゆうパックプリントR」に取り込んで送り状を作成する方法です。
Shopifyから抽出したデータを日本郵便側のシステムに合わせて読み込ませるため、ファイル形式の調整に手間がかかり、取り込みエラーが発生することがあります。しかし、外部アプリを使用しなくても作成できるので、月額費用が発生しない点は大きな魅力です。発送件数が少なく、できるだけ費用を抑えたい小規模事業者に向いています。
外部連携アプリを利用
Shopifyアプリストアで提供されている配送連携アプリを導入し、注文情報と日本郵便のシステムを直接つなぐ方法です。注文データを自動同期し、送り状の発行まで一括処理できるため、CSVの書き出しや取り込みのような手動作業が不要になり、転記ミスも防げます。
導入にあたって初期費用や月額料金が発生することもありますが、出荷作業が大幅に効率化されるため、コア業務に充てる時間を増やせます。発送件数が増えてきたショップや、物流業務のスピードアップを図りたい事業者に最適な選択肢です。
Shopifyと日本郵便を連携できるShip&co
Ship&coは、Shopifyと日本郵便のシステムをダイレクトに結ぶ配送連携アプリです。複数の注文を一括処理し、送り状の発行から発送完了メールの送信までをスムーズに行えます。
特徴
Ship&coを導入すると、煩雑な発送業務が大幅に効率化され、作業時間やヒューマンエラーを削減できます。主な特徴は次のとおりです。
リアルタイム同期:
ShopifyなどのECカートや自社システムと連携し、注文情報を自動で取り込むため、ExcelやCSVの手入力作業が不要になる
一括発行:
日本郵便だけでなく、ヤマト運輸や佐川急便などにも対応しており、それぞれ管理画面からまとめて送り状の作成・印刷ができる
追跡番号の自動反映:
送り状発行と同時に追跡番号がShopify側へ自動登録され、管理の手間が削減される
発送業務の自動化:
注文ステータスの更新から配送状況の確認、お客様への発送完了メール送信まで、一貫したデジタル化が実現する
対応している日本郵便のサービス
国内配送における主要なサービスを網羅しており、冷蔵での配送もできます。主な対応サービスは次のとおりです。
- ゆうパック: 通常配送に加え、チルドゆうパック(冷蔵)ならびに法人向けの冷凍サービスにも対応
- ゆうパケット:小型商品の発送に適したポスト投函型サービス
- ゆうメール: 冊子、カタログ、CD・DVDなどの発送向けサービス
ゆうパックの代金引換やセキュリティサービスなどの各種オプションも管理画面から選択でき、多様な配送ニーズに柔軟に応えます。
送り状の発行手順
Ship&coで日本郵便のサービスを利用するには、まず「ゆうパック送り状作成システム」への申し込みが必要です。WebゆうパックプリントやゆうパックプリントRとは別のサービスのため、これらの既存アカウントは利用できません。また、日本郵便との「料金後納契約」も必要です。
- 「ゆうパック送り状作成システム」への申し込み: 専用フォームから店舗情報や後納顧客コードなどを入力して申請を行う
- 承認コードの取得: 日本郵便の審査完了後、5〜7営業日ほどで「承認コード」がメールで届く
- 運送会社の登録: Ship&coアプリ内の運送会社追加画面で日本郵便を選択し、取得した承認コードを入力する
- 印刷設定: PDF形式を選択後、利用環境に合わせて用紙サイズを選び、設定を保存する
詳しい設定の流れや最新の情報については、以下の関連ページをご確認ください。
関連記事:Ship&coでの日本郵便の登録方法
関連記事:Ship&coでゆうパック・ゆうパケット・ゆうメールの送り状を発行する方法
まとめ
Shopifyと日本郵便を連携する方法は、CSVを使った手動運用と、外部連携アプリによる自動化の2つに分かれます。
CSVを使う方法では追加コストを抑えられますが、入力ミスが発生しやすく、注文数が増えるほど作業負担が重くなる点が課題です。一方、外部連携アプリを活用すれば、注文情報の取り込みから送り状発行、発送完了通知の送信までを自動化でき、出荷業務のスピードと正確性を同時に向上させられます。
発送作業を効率化したい場合は、主要な日本郵便サービスと連携し、送り状発行を一括管理できるShip&coの活用が有効です。複雑な設定が不要で、出荷作業を大幅に短縮できます。安定した事業運営のために、ぜひご検討ください。