越境ECモール:輸出初心者が知るべき、海外に人気のマーケットプレイスAmazonを紹介!

Amazon での販売に興味がありますか?

まずは副業でもいいからAmazonでの販売を始めてみたい!と考えている方に向けて、今回はAmazonについて詳しく解説していきます。

では、早速一緒に確認していきましょう。

  • Amazonとは?
  • Amazonのユーザー数
  • Amazonの出品者数
  • Amazon トップ10のの商品カテゴリー
  • Amazon FBA配送とAmazon FBM配送の比較
  • Amazon自己発送に便利なツール
  • 日本のAmazon出品者の事例

Amazonとは?

Amazon(アマゾン)とは、1995年にアメリカ合衆国シアトルで設立された、世界最大のオンラインショッピングサイトです。Amazonは初めはオンラインブックストアとして始まりましたが、現在は複数のカテゴリ(家電、ファッション、食品、家具など)の製品を販売する一般的な電子商取引サイトに成長しています。Amazonは、オンラインショッピングにおいて顧客と商品を繋ぐ仲介者となり、顧客はAmazonのサイトから直接商品を購入することができます。

Amazonは、2023年現在、世界中に20のマーケットプレイスサイトを持っています。

  1. Amazon.com(アメリカ)
  2. Amazon.ca(カナダ)
  3. Amazon.com.mx(メキシコ)
  4. Amazon.co.uk(イギリス)
  5. Amazon.de(ドイツ)
  6. Amazon.fr(フランス)
  7. Amazon.it(イタリア)
  8. Amazon.es(スペイン)
  9. Amazon.co.jp(日本)
  10. Amazon.sg(シンガーポール)
  11. Amazon.ae(アラブ首長国連邦)
  12. Amazon.com.br(ブラジル)
  13. Amazon.com.au(オーストラリア)
  14. Amazon.in(インド)
  15. Amazon.nl(オランダ)
  16. Amazon.sa(サウジアラビア)
  17. Amazon.com.tr(トルコ)
  18. Amazon.se(スウェーデン)*2020年に開始
  19. Amazon.pl(ポーランド)*2021年に開始
  20. Amazon.com.be(ベルギー)*2022年に開始

Marketplace Pulseによると、次に開始されるAmazonマーケットプレイスがアイルランド、ノルウェー、オーストリアなどヨーロッパの国だと予想されています。

Amazonのユーザー数

Amazonには、世界中で約 3 億人のアクティブなユーザーがいるというデータを公開しました。また、2020年のデータでは、2億人を超えるプライム会員がいることが分かりました。

Amazonのユーザー(購入者)の行動分析結果は以下の通りです。

  • Amazonユーザーの28%は、Amazonにて3分以内で購入を完了している。
  • 全ての注文の50%は、15分以内で購入を完了している。
  • 米国の調査によると、EC消費者の89%は、他のマーケットプレスよりも、Amazonから注文した方が安心だと思っている。
  • Amazonユーザーの90%は、Amazonで商品の値段を確認している。

Amazonの出品者数

2020年の状況は、約6.09万人の出品者が登録されていますが、アクティブな出品者は約1万人となっています。

マーケットプレイスセラー数% シェア年平均成長率
北米3,119,00051%281,000 (10%)
欧州1,443,00025%207,000 (17%)
インド750,00011%168,000 (29%)
日本573,00011%81,000 (16%)
中東72,0001%40,000 (125%)
オーストラリア56,0001%13,000 (31%)
ブラジル48,0001%18,000 (61%)
トルコ17,0000%6,000 (58%)
シンガーポール16,0000%11,000 (222%)
 6,090,000 829,000 (16%)

Amazon トップ10の商品カテゴリー

Amazonで販売を始めることを検討するのであれば、Amazon上で何が売れているのか理解するため、人気のカテゴリーを知っておくと良いでしょう。2022年のトップ10の商品カテゴリーは、以下の通りです。

トップ10の商品カテゴリー

Home & Kitchen32%
Beauty & Personal Care23%
Toys & Games20%
Clothing, Shoes & Jewelry18%
Health, Household & Baby Care17%
Sports & Outdoors16%
Arts, Crafts & Sewing15%
Books15%
Kitchen & Dining14%
Baby14%

これらの商品の販売元の国は、中国74%、米国26%、インド10%、ドイツ5%、メキシコ5%、日本4%になっており6位という結果になっています。

Amazon FBA配送とAmazon FBM配送の比較

Amazonで出品している商品は、自己配送(Fulfillment by Merchant - FBM)とFBA配送(Fulfillment by Amazon - FBA)の2つの選択肢があります。

FBA配送は、出品者の89%が導入しています。

FBA配送(Fulfillment by Amazon - FBA)とは

Amazonの倉庫へ商品を預けることで、Amazonが「倉庫保管と管理」、「販売」、「梱包と発送」、「カスタマー対応」の業務を代行してくれるため、圧倒的に手間が省けるサービスです。

FBA出荷の場合、出品者からAmazon FBAの倉庫に商品を納品します。納品された後、販売が開始できるようになり、商品が売れるたびに、Amazonが自動的に商品を配送してくれます。手数料がかかりますが、商品名などの検索結果一覧の中でヒットしやすくなるというメリットもあります。

自己配送(Fulfillment by Merchant - FBM)とは

商品が売れた後、出品者自身が商品を発送する必要があります。販売手数料以外にAmazonの手数料はかからないので、コストをなるべく抑えることができます。取り扱う商品の幅が広がることや安価な商品を扱いやすいというメリットもあります。

副業の場合、FBA配送と自己配送(FBM)の両方を利用している方が多いです。出品者全体の21%がFBAとFBMを同時に利用しています。

Amazon自己発送に便利なツール

Amazonで自己配送をする出品者がぶつかる、「配送」という壁があります。そこで、効率的に管理できる便利なシッピングツール「送り状発行システムShip&co」をご紹介します。

Ship&coは、Amazon出品者が日本発の海外発送によく利用する「国際郵便」、「FedEx」、「DHL」、「UPS」の全ての運送会社の送り状発行に対応しています。海外発送の場合、Ship&coの特徴は以下の5点です。

Ship&co」の特徴:

  1. オーダー情報が自動同期される:AmazonマーケットプレイスとAPIで連携。受注データを自動的に同期するので、正確なデータで配送に必要な送り状とコマーシャルインボイスを作成することが可能で、エラーを最小限に抑える事ができます。
  2. 送り状を一括で発行できる:EMSなどの国際郵便サービスで発送する場合、最大50件までを選択し、配送ラベルを一括で発行することができます。
  3. 海外発送の送料を一画面で比較できる:日本から海外発送をする場合、FedEx、DHL、UPS、国際郵便に対応しています。送り状を発行する前に、Ship&coの送料比較機能で送料が安い発送手段が一目で分かる為、1円でも配送コストを抑えたいAmazonセラーにとって便利です。
  4. 複数店舗に対応:Amazonの他、Shopify、eBay、Etsy、Baseなどの10社以上のECプラットフォームと連携しています。複数のAmazonマーケットプレイスに出品している場合や、Amazonの他のマーケットプレイスにも出店している場合に、全ての店舗の送り状発行をShip&coでまとめて対応することが可能です。
  5. オーダーステイタスと追跡番号も自動連携:送り状発行後、店舗側へオーダーステイタス・追跡番号を自動的に連携し、出荷作業にかかる時間を大幅に削減できます。

Amazon 自己発送で出品している方に向けに、海外発送に必要な配送ラベルを簡単に作成する方法を以下のブログにてご案内していますので、ぜひ以下のリンクをご参照ください。

Amazon 自己発送:越境EC販売に必須!海外発送に必要な配送ラベルを簡単に作成!FedEx、DHL、UPS、国際郵便の送料を比較して発送!
Amazonマーケットプレイスで出品し、自己発送でお客様に商品を届けるAmazon出品者であれば、配送業務の大変さを感じるかと思います。FBAでなく、自己発送(FBM)を行っているセラー様向けに海外発送用の配送伝票(ラベル)を簡単に作成する方法をご紹介します。

*送り状発行システムShip&coは、国内の場合「日本郵便(ゆうパック、ゆうパケット)」、「佐川急便」、「ヤマト運輸」に対応しています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。

Amazon 自己発送:便利な送り状発行方法!ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便のラベルをワンクリック発行
Amazon自己発送の注文を、ヤマト・佐川・ゆうパックなどの複数の国内運送会社を利用しているAmazon出品者向けに、出荷業務をより効率化させる方法をご案内します。WEBゆうプリ、e飛伝Ⅲ、B2クラウドなど各システムの利用をやめて、全ての発送に対応できる便利ツールを導入しましょう。

日本のAmazon出品者の事例

次に、Amazonに出品している大手セラーを一緒に見ていきましょう。

今回紹介したいのは、Amazon.co.jp 販売事業者アワード2022の「海外販売賞」を受賞した企業様です。

この賞は、米国Amazon.comなど世界のAmazonで販売を行い、日本から世界に事業を拡大している販売事業者向けの賞です。

1. 京都宇治 ヤマサン

京都宇治 ヤマサンは、京都宇治の抹茶、醤油、味噌など日本の食品をAmazon.comを通じて米国に越境EC販売をしています。京都宇治 ヤマサンのAmazon.comのホームページはこちらです。

YAMASAN KYOTO UJI
YAMASAN Co.,LtdWe provide safe and reliable food products by the traditional manufacture process and using carefully selected ingredients from KYOTO.

2. 南湖ギア

南湖ギアは、campingmoon(キャンピングムーン)のある茅ケ崎市南湖を拠点とするAmazon限定ブランドで、Amazon.co.jpのみならず、米国のAmazon.comにも出品しています。南湖ギアのAmazon.comのホームページはこちらです。

NANGOGEAR
NANGOGEAR PRODUCTs

3. mimimamo

mimimamoは、Amazonを通じてヘッドホンカバーの販売に力を入れている会社です。Amazon.co.jpAmazon.comにも出品しています。

mimimamo
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まとめ

繰り返しになりますが、今後、越境ECへの展開を検討しているEC事業者様は、日本のみならず、アメリカ(Amazon.com)へ事業展開するチャンス・メリットもたくさんあるので、Amazonでの販売もぜひ検討してみてください。

また、FBA、FBMを同時に利用しているAmazonセラーの皆様、送り状発行システムShip&coで、自己発送に必要な出荷業務をより効率化できますので、ぜひこちらのリンクよりShip&coアカウントを作成し、送り状発行機能をお試しください。

eBayも検討している出品者様は、eBayの紹介記事を参考にしてみてください。


‌送り状発行システムShip&coとは?

Ship&coは、EC事業者が配送業務において直面する課題を解決するために開発された、送り状発行システムです。シンプルで使いやすいWebダッシュボードと出荷APIを提供しており、注文情報を自動的に同期し、FedEx、UPS、DHL、ヤマト運輸、佐川急便などの配送会社の配送ラベルとコマーシャルインボイスを簡単に作成することができます。Ship&coを使うことで、煩雑な手作業を省くことができ、配送業務の効率化と正確性の向上を実現できます。

アカウントの作成はこちらからどうぞ。ご不明点がございましたら、hello@shipandco.comまでお気軽にお問い合わせください。

皆様の発送業務をより簡単になりますように全力でサポートして参ります!