配送APIとは?導入事例やメリットをくわしく紹介!

  • ECサイトの運営を効率化したいが、システムを使い分けるのは大変
  • APIを使ってみたいが、どのようなものかよくわからない
  • 便利な配送APIを知りたい

今回は、上記のようなお悩みを持つEC事業者様、担当者様に向け、配送APIについて解説しています。

導入事例を交えながら配送APIができることやメリットについて紹介していますので、出荷業務効率化を実現する手助けとなれば幸いです。

配送APIとは

配送APIとは

配送APIとは、とても簡単にいえばショップやシステム、配送会社の機能等がやりとりをするためのつなぎ役です。

APIは、異なるシステム同士を正しくつないで情報を共有し、機能させる役割を持っています。

たとえば、飲食店では、注文すれば食べたいものが出てきますよね。これは、店員さんが注文を厨房に正しく伝えてくれ、食事を自分の元まで運んでくれる「注文者と厨房のつなぎ役」をしてくれているからです。

このようなつなぎ役がいれば、今利用しているシステムの画面からAPI連携された別のシステムを使うこともできます。

APIを使えば一つの画面からさまざまな機能が利用できる、と考えるとわかりやすいかもしれません。

配送APIでできること

配送APIでできること

配送APIを利用することで、たとえば以下のような機能を導入することができます。

  • 送り状の発行
  • 配送料金の比較
  • 配送状況の確認

送り状の発行

APIを通して、現在利用しているシステムに商品の発送に必要となる送り状の発行機能を組み込むことができます。

複数の運送会社と連携可能なAPIを使えば、商品ごとに異なるシステムを使って送り状を作成するという手間がなくなり便利です。

配送料金の比較

APIを利用すれば、手作業で配送料金の比較をする必要もなくなります。

たとえば、Ship&coでは、契約している海外運送会社アカウントを登録することで、配送料を比較して最適な配送方法を選ぶことができます。

配送状況の確認

APIによって、追跡番号の連携や配送状況の確認も容易になります。

各運送会社のシステムにアクセスする手間が省略されるのがメリットです。

配送APIを利用するメリット3つ

配送APIを利用するメリット3つ

配送APIを活用すると、たとえば以下のような点で便利です。

  • 各システムにログインする手間が省ける
  • 運送会社ごとのルールなどに対応する手間が省ける
  • 結果的にコストの削減につながる

メリット①各システムにログインする手間が省ける

配送APIを利用すれば、使いたい機能を使うためだけに別のシステムにログインする、といった手間を省けます。

API連携によって、自社システム等の画面から各機能を利用できるようになるため、作業が減って大変便利です。

メリット②運送会社ごとのルールなどに対応する手間が省ける

APIを利用し、運送会社を一括で管理することができます。

使用する運送会社によっていちいち違うアプリを立ち上げたり、各システムの異なるルールで配送情報を入力する手間も省略できるのがメリットです。

メリット③結果的にコストの削減につながる

APIの利用には料金がかかることもありますが、APIを使用して業務改善をおこなうことでコストを削減することができます。

発送にかかる手間が多いと人件費がかさんだり、ミスが増えて対応のためのコストが発生することもありますが、これらをAPIによって解決できれば、結果として費用を削減できるというわけです。

配送APIの導入事例:株式会社kumajoi

株式会社kumajoiは、Ship&coのAPIを使い配送業務の作業時間を短縮することに成功しました。

2012年より日本のサブカルチャー商品を中心に取り扱う越境ECに取り組んできた同社では、事業の成長とともに発送業務の処理に課題を感じShip&coのアプリ・APIを導入。

Ship&coによる複数のECプラットフォーム・運送会社との連携によって、一画面で発送通知までを完了できるようになり、出荷業務の効率化を実現しました。

わかりやすいAPI仕様書によって、スムーズにGoogleスプレッドシートとAPIを連携し、出荷データの収集や追跡情報の確認、トラブル対応も容易になったとのことです。

Ship&coとは

Ship&coとは

Ship&coとは、出荷作業を効率的にする出荷管理システムサービスです。

Ship&coにはアプリとAPIの提供がありますので、既存のシステムを利用しているという場合でもAPIを使って送り状発行などの機能を利用することができます。

Ship&co APIを使えば、複数の運送会社アカウントを一元管理できるほか、サブユーザー機能では複数の出荷元ごとにデータを分離して管理・送り状発行ができるなど、Ship&coを利用することで大幅に業務を効率化することができますよ。

テストとして無料でダミーの送り状を作成することもできるため、試しに使ってみたいという場合も便利です。

料金プラン

  • 従量課金プラン:税込 33円/送り状発行1件あたり
  • 月額割引プラン:月50件 (月額 税込 1,100円)〜月3,000件 (月額 税込 39,600円) まで、送り状の発行件数に応じて複数の設定あり
  • エンタープライズ:月20,000件以上の発行実績がある場合、要相談

対応プラットフォーム

  • Shopify
  • eBay
  • Amazon
  • BASE
  • ColorMe
  • Yahoo! Shopping など

対応運送会社

  • UPS(テストラベル可)
  • DHL Express(テストラベル可)
  • FedEx Express
  • 佐川急便(テストラベル可)
  • ヤマト運輸(テストラベル可)
  • 日本郵便 (ゆうパック・ゆうパケット)
  • 国際郵便 など

API連携でECサイト運営を効率化

API連携でECサイト運営を効率化

今回は、配送APIについて解説しました。

配送APIを連携することで、既存の倉庫管理システムなどに送り状発行機能などを組み込むことができます。

配送業務をより効率的にし、顧客満足度を高めるためには、配送APIの活用がおすすめです。

配送APIをお探しならShip&coがおすすめ!

便利で使いやすい配送APIをお探しの方には、Ship&coがおすすめです。

Ship&coの配送APIを活用すれば、送り状の作成機能だけではなく、荷物の配送状況を追跡する機能などを自社システムに導入することもできます。

新規アカウント作成から最初の14日間は無料トライアル期間もあるほか、従量課金プランやテスト環境での利用も可能なため、ぜひ気軽に使ってみてくださいね。

⇨アカウントの作成はこちらからどうぞ。