Shopify:各商品にHSコードを設定する際の注意点とは?

Shopifyストアをお持ちで、海外販売を行っている場合、各商品ページにてHSコードを設定することができます。

HSコードとは、海外発送の通関時に必要な商品分類番号です。越境EC事業者が海外に商品を発送する際、HSコードの正しい表記が必要になります。

この記事では、ShopifyストアでHSコードを設定する際の注意点について解説します。正しいHSコードの選択・設定を行い、海外発送をスムーズに進めましょう。

  • Shopifyの商品ページにHSコードを設定する方法
  • HSコードを設定する際の注意点

*HSコードについてご不明点のある方は、以下リンクをご覧ください。

輸出時、必須知識のHSコードとは?
日本からの海外発送の際に、インボイスと送り状にHSコードが記載されることによって、税関職員がそのコードをもとにして該当する品目の関税等の税率を容易に調べることができますので、通関手続の時間短縮に資するものとなります。

Shopifyの商品ページにHSコードを設定する方法

Shopifyを利用して越境ECサイトを制作する際、関税情報として以下の項目の設定が求められます。

  • HSコード
  • 商品カテゴリー
  • 原産国または原産地域(COO)

Shopifyの商品管理画面に登録された商品にHSコードを追加する方法は、次の通りです。

  1. アドミン画面から「商品」画面に移動する
  2. 商品管理画面の中から商品を1つ選択する
  3. 「配送」欄の「この商品を海外に配送します」を選択する
  4. 「関税情報」欄の「配送元の国や地域」を設定する
  5. 「HS (統計品目) 番号」にHSコードを入力する
    ※基本的に、HSコードは6桁です。
  6. HSコードが不明の場合、商品のカテゴリーを入力して該当するコードを検索する
    ※例えば、抹茶を販売する場合、"green tea"と検索し、表示される商品カテゴリーの中から最も当てはまるカテゴリーを選択してください。

HSコードを設定する際の注意点

送り状発行システムShip&coから国際郵便EMS、FedEx、DHL、UPSなどの送り状を発行する場合、関税情報はShopify店舗から自動的にShip&coアプリに反映されます。

そこで、注意しなければならない点があります。

それは・・・

Shopifyの商品ページに設定できるHSコードは6桁、ということです。

Shopify画面にて、カテゴリー名で検索して表示されるHSコードは常に6桁です。
6桁のHSコードと商品カテゴリー名はShip&coアプリに自動反映されます。

ただし、Shopify以外のサイトでHSコードを検索すると、6桁以上の場合もあり、Shopifyでのカテゴリー名検索ではなく、手入力で6桁以上を入力・設定した場合、該当のHSコードと商品カテゴリーは、Ship&coアプリには同期されません。

そのため、例えHSコードが10桁あったとしても、Shopify⇄Ship&co間の連携をスムーズに行うために、最後の4桁を省いた6桁の数字を登録することをお勧めします。

例えば、以下イメージの通り、「8471.60.8000」というHSコードは、Optical Scanners And Magnetic Ink Recognition Devicesを指すコードですが、Shopifyの商品ページにて関税情報として設定する場合は、最後の4桁 "8000"を省いた「8471.60」を入力しましょう。

以上、実際に海外発送をスタートする前に、Shopify店舗にてHSコードが正しく設定されているか確認しておいてください。正しく設定されていれば、自社ECサイトからShip&coアプリに関税情報をスムーズに連携することが可能になります。


送り状発行システムShip&coとは?

Ship&coは、EC事業者が配送業務において直面する課題を解決するために開発された、送り状発行システムです。シンプルで使いやすいWebダッシュボードと出荷APIを提供しており、注文情報を自動的に同期し、FedEx、UPS、DHL、ヤマト運輸、佐川急便などの配送会社の配送ラベルとコマーシャルインボイスを簡単に作成することができます。Ship&coを使うことで、煩雑な手作業を省くことができ、配送業務の効率化と正確性の向上を実現できます。

アカウントの作成はこちらからどうぞ。ご不明点がございましたら、hello@shipandco.comまでお気軽にお問い合わせください。

皆様の発送業務がより簡単になるよう、全力でサポートして参ります!