Shopifyによる「最長60日のデータ同期制限」への対策
Ship&coが連携させていただいているShopify APIでは、2018年より「最長60日」の同期リミットが存在し、Ship&coも、これに沿った形でこれまでサービスを提供してきましたが、つい先月、この同期制限に対して独自の対策を講じる事に成功しました!
「最長60日」リミットの詳細は:
その1 ). Shopifyにて注文が行われてから60日以内の未発送の受注データのみ、最初の店舗登録時に同期対象となる。
その2 ). Ship&coに受注データが同期された後、注文作成から60日以上経って送り状を作成された場合、Shopifyへの「発送済み (Fulfillment)」の更新ができない。
という内容でした。
しかしつい先月、この同期制限に対して、以下の通り独自の対策を講じる事に成功しました!
その1 ). 店舗登録時の60日制限に対して
店舗登録時、60日以上前に作成された未発送の受注データもShip&coに同期させたい場合は、以下の方法にてShopifyの受注データに更新をかけ、強制的に同期させる事ができます。
【 同期させたい件数が少ない場合 】
Shopify管理画面にてオーダー毎にデータ更新を実行してください。データ更新は、配送先情報の編集も有効ですが、「メモ」の追加 が便利です。ハイフン やドット (.) など、記号1つの上書きでも問題ございません。
【 同期させたい件数が多い場合 】
Shopifyのオーダータグを活用・Ship&coに追加いただく事で、60日を過ぎた未発送オーダーでも一括でShip&coに強制同期することができます。
Shopifyの注文管理画面で、該当するオーダーに任意のタグを追加していただき、そのタグ情報をShip&coに同期していただく方法です。タグをShip&coに同期する手順詳細はこちら。
その2 ). 送り状発行後の「発送済み (Fulfillment)」の更新について
2021年3月23日以降、Ship&coに登録いただくShopify店舗との連携においては、注文作成から60日以上経って送り状を作成された場合でも制限なく、Ship&coからShopifyへの「発送済み」のステイタス更新・追跡番号の同期が可能になりました!
2021年3月22日以前にShip&coにて登録作業をされたShopify店舗に関しましては、「店舗の削除 → 再登録」作業を行なっていただく事で、このアップデートが適用され「発送済み更新時の60日制限」の回避が可能となります。「店舗の削除 → 再登録」の手順はこちら。
以上、今回のご案内は、Ship&coのサポートページにも詳しく掲載しています。
Ship&coでは今後も、出荷業務のミカタとしてより良いサービスを提供させていただけるよう、進化を続けて参ります!
送り状発行システムShip&coとは?
Ship&coは、EC事業者が配送業務において直面する課題を解決するために開発された、送り状発行システムです。シンプルで使いやすいWebダッシュボードと出荷APIを提供しており、注文情報を自動的に同期し、FedEx、UPS、DHL、ヤマト運輸、佐川急便などの配送会社の配送ラベルとコマーシャルインボイスを簡単に作成することができます。Ship&coを使うことで、煩雑な手作業を省くことができ、配送業務の効率化と正確性の向上を実現できます。
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皆様の発送業務をより簡単になりますように全力でサポートして参ります!