FedExのサービスガイド:EC事業の物流ニーズに合わせた最適な選択肢

EMSなどの郵便サービスを利用して海外発送をしている方の中には、近年の配送制限や需要の増加により、「EMSだけでは足りない」と感じ、他の選択肢を模索している方も多いのではないでしょうか?そんなときに検索でよく目にするのが、FedEx(フェデックス)という国際配送のプロフェッショナルです。

FedExは、今年で創立50周年を迎える、信頼と実績のあるグローバルクーリエ企業。国際輸送における高品質なサービスを武器に、小売業、Eコマース、製造業、医療業界など、幅広い業界で重要な物流パートナーとして活躍しています。

このブログでは、FedExが提供する多様な国際配送サービスにスポットを当て、それぞれの特徴・強み・利用シーンを解説します。これから越境ECを始めたい方にも、すでに利用中の方にも、「自分のビジネスに本当に合ったFedExサービス」を見つけるためのヒントとなる内容をお届けします。

まだFedExのアカウントをお持ちでない方は、こちらから割引アカウントの取得方法をご確認いただき、事前に準備をしておくのがおすすめです。

FedExのサービス

越境EC事業者がよく導入するFedExの国際輸送サービスをご紹介します。ここでは、1パッケージあたりの重量が68kg以下(幅274cm、長さ+胴回り330cm以内)の荷物の出荷に関するサービスを紹介します。

1. FedEx International First(IF)

FedEx International First(フェデックス・インターナショナル・ファースト)は、世界各地への通常配達日数が1~3営業日以内であるサービスです。日本から海外へ発送する場合、到着日は宛先の国によって異なります。

  • 日本 → 米国、カナダ、ブラジル、メキシコ、プエルトリコ
    1~3営業日で、午前8時までに到着
  • 日本 → EU
    2営業日で、午前9時までに到着

FedEx International Firstは、FedExが提供しているサービスの中でも最も迅速な配達時間を特徴としています。

2. FedEx International Priority Express(IPE)

FedEx International Priority Express(フェデックス・インターナショナル・プライオリティ・エクスプレス)は、日本からアジア(香港、タイ、シンガポール、オーストラリア)、米国、カナダ、ヨーロッパの特定地域へ1〜3営業日で午前10時30分または正午までに荷物をお届けするサービスです。

FedEx International Priority Expressサービスの場合、配達時間は最も早いですが、最終配達時間が10:30時または正午となるため、FedEx International Firstと比べるとやや遅いです。

3. FedEx International Priority(IP)

FedEx International Priority(フェデックス・インターナショナル・プライオリティ)は、220以上の国と地域へ当日の最終配送時間までに配送されるサービスです。

簡単にまとめると、速さの順番は、① FedEx International First → ② FedEx International Priority Express → ③ FedEx International Priorityです。

4. FedEx International Connect Plus(FICP)

FedEx International Connect Plus(フェデックス・インターナショナル・コネクト・プラス)は、2021年から提供されているB2Cビジネス向けのサービスです。このサービスでは、よりコスト効率的に1〜5営業日以内に海外へ発送することができます。

ただし、このサービスは10kg未満の貨物の発送に最適です。また、宛先によって重量や寸法の制限が適用される場合があります。

5. FedEx International Economy(IE)

FedEx International Economy(フェデックス・インターナショナル・エコノミー)は、お急ぎでない貨物を手頃な価格で発送するサービスです。通常、主要地域への配送は2〜5営業日かかります。営業終了時間までに荷物が届くサービスです。

上記のサービス以外では、1件あたりの貨物が68kgを超える場合は、FedEx International Priority Freight(フェデックス・インターナショナル・プライオリティフレイト)またはFedEx International Economy Freight(フェデックス・インターナショナル・エコノミーフレイト)として発送する必要があります。

FedExの送り状を素早く作成しましょう

以上で、EC事業者が知るべきFedExのサービスをご紹介しました。

最後に、どのサービスを利用して発送するかは、EC店舗の顧客のニーズを考慮して決定する必要があります。もし、貨物ごとに発送にかかる予算やスピードが異なる場合は、各FedExのサービスをコスト面などで比較し、出荷することが重要です。そのために、送り状発行システムShip&coが便利です。

Ship&coアプリは主にEC事業者向けの送り状発行ツールで、FedExの配送サービスに対応しています。Ship&coのアカウントを作成いただき、お持ちのECストアと運送会社アカウントを連携いただくことで、送り状を発行する際に見積送料とリードタイムを比較し、出荷に必要な書類をスピーディーに作成することができます。また、Ship&coユーザー向けのFedEx新規アカウントキャンペーンもありますので、FedExでの発送経験のないEC事業者様は、ぜひこの機会にFedExのアカウントを新規開設し、Ship&coでの送り状発行を検討してみてください。


送り状発行システムShip&coとは?

Ship&coは、EC事業者が出荷業務において直面する課題を解決するために開発された、送り状発行システムです。シンプルで使いやすいWebアプリ画面にECストアからの注文情報を自動的に同期し、FedEx、UPS、DHL、ヤマト運輸、佐川急便などの配送会社の出荷ラベルを簡単に作成することができます。Ship&coを使うことで、煩雑な手作業を省くことができ、出荷業務の効率化と正確性の向上を実現できます。

新規アカウントの作成はこちらからどうぞ。ご不明点がございましたら、hello@shipandco.comまでお気軽にお問い合わせください。

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